古民家暮らし 移住

田舎暮らしで必要な作業〜農地・草刈り〜

投稿日:

郡上の山奥、限界集落に移住してもうすぐ一年が経とうとしています。

今回は田舎暮らしで欠かせない作業・草刈りについて書きたいと思います。

僕が借りている古民家は2階建で約7部屋。一人で暮らすには広すぎるお家です。

が、広すぎるのは家だけではありません。

この家と併せて農地約2反がセットでついてきています。

*1反=100m*10m=1,000m2=0.1ha

僕は就農した訳ではないので、これをフルで農耕に使わなければならない訳ではありません。しかし、地域で取り組んでいる農地の維持事業で、事業に加入している農地を所有している人は、その農地の草刈りをして休耕田であってもいつでも作付けできるように維持管理をしなくてはいけません。

これは日本型直接支払い制度の中山間地域等直接支払い交付金と呼ばれる国の制度というものです。詳細はこちらをご覧ください。

http://www.maff.go.jp/tokai/noson/nochi/nihongata/index.html

難しい言葉を色々と書きましたが、ざっくりいうと「制度に加入している土地の管理者は、年に数回草刈りをして農地を維持する。維持している土地の面積等の条件により助成金が支払われる」というものです。

もちろん毎年水田として作付けしていれば、農地はしっかり維持されているのであまり気にすることではないですが、中山間地では多くの休耕田を抱えています。

僕の借りている家も当然ながら、空き家+耕作放棄地のセットだった訳で、今まで大家さんが草刈りのためだけに戻ってきていました。

僕は今回入居するにあたって、草刈りを肩代わりして、その分の助成金をいただくということで話がまとまったので、草刈りをしています。

さて草刈りです。

(これが全体の1/3〜1/2くらい。右側の斜面が法面ってやつ)

やってみるとわかるのですが、もう大変。地域のおじいさま達は流石です。

農地約2反とその法面を刈る訳ですが、休み休みやっているとこの範囲でも2日〜3日はかかります。これが年に2〜3回。

助成金も出る訳すが、刈り払い機の燃料代や自分の作業時間からしたらぜーんぜん見合わないと思います。

こりゃ耕作放棄地が増えるのもよくわかる。

田舎はスローライフといわれますが、こういったたくさんの労働がのしかかってくるのは間違いないです。

田舎の古民家移住を考えている方は、ぜひ自分が移住検討している先の土地管理状況とかも気にしていただくといいと思います。

ちなみに大変なことを中心に書いてはいますが、楽しいこともたくさんあります。

何気なく借りまくる草の中には食材になる草、例えばフキ、アズキナ、ノカンゾウなどが生えています。お茶や薬草系でいうと、ヨモギ、ドクダミ、カキドオシなど。

カワウの巣が出てきたり、でっかいカエル、ヘビなども飛びたします。(これは別によくないかw)

そして何より家庭菜園やり放題です。

制度としては農地の草刈りをしておけばいい訳ですが、せっかく農地を管理するなら有意義に農地を使いたい。なのでメリットとしては都会だと窮屈な環境でしかできない家庭菜園がいくらでもできます。

僕は現在、キュウリ、ミニトマト、ナス、トウガラシ、サツマイモなどを栽培していますが、ほんの少しやるだけでも日々の生活に自分が作った野菜が彩りをくれますよ。

(草だらけじゃん、というコメントもあるかと・・・)

加えて約0.8反の農地をまるっと使って食用ひまわりのひまわり畑を作っています。観光地で出てくるひまわり畑みたいに立派なもんじゃあありませんが、

「そうだ、ひまわり畑を作ろう」

のノリでひまわり畑が作れてしまうって、土地が溢れている田舎ならではです。

いつも考えているのですが、「農地の管理がしんどい」を「管理した農地で遊べる・活用できる」と発想の転換をして日々を楽しんでいけたらなと思っています。

というわけで今回は田舎のしんどい作業「草刈り」について書きましたが、次はゆるい家庭菜園について書こうと思います。

(刈り払い機を使うときはくれぐれも怪我に注意です。小石が顔に飛んでくると大変危険なので、ゴーグルやフェイスガードを使用しましょうね。)

-古民家暮らし, 移住

Copyright© 限界集落再開拓日誌 , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.