増える休耕田活用を兼ねて
野草茶、もといハーブティーを作るべく、農地の畦に生えるカキドオシと栽培中のイブキジャコウソウを地域の方と収穫。
カキドオシなんてその辺にタダで生えてるで〜なんて甘い考えで収穫しているとタダより高いものは無いとでもいうのか、他の草をかき分けたり、いらない部分を捨てたりとなかなかまとまった量が取れない。結局収量はwetで302g。dryで何gまで落ちるのか。現実は厳しいもんです。
その辺に生えている野草を使ったハーブティーが高いわけですわ。
とはいえある程度取れたので洗って乾燥させれば爽やかな香りのお茶ができそうです。
イブキジャコウソウは間引きもかねてたくさん収穫しました。wet635g。こちらも乾燥中。
先に取ったものを試飲してみるとなかなかに爽やかな香り。ただストレートよりはブレンドした方が飲みやすいのかなぁ〜なんて気もします。
イブキジャコウソウの「イブキ」は岐阜と滋賀の間にまたがる伊吹山から。伊吹山はかつて織田信長がその植生に目をつけて薬草畑を山麓に作って今でも薬草の町としてがんばっているのがすごいですね。ジャコウはジャコウジカの麝香に似た香りを持つからとか。
香りが百里先まで届くくらい強いということから別名:百里香ともいう本草は日本に自生するタイムの仲間。
まぁどう考えても百里(393km, 1里 = 3.927km)は香りません。。。
イブキジャコウソウいっぱい取れたんで欲しい人いたらあげます。魚料理とかにタイム的に使えるらしいです。よう知らんですが。
*カキドオシ:丸い方の葉っぱ
*イブキジャコウソウ:てふてふが留まっている葉っぱ
*整った写真は別時期に撮影。