先日東京で友人の結婚式があり、移住後ひと月ぶりに東京に戻りました。
今後インバウンド産業に関わる可能性のあるものとしては外国人の多いホステルの雰囲気を感じてみるのもいいかな〜と思い、今回は東日本橋に激安のホステルに泊まってみました。(もちろんやっすいのも理由のひとつ!東京都心だって工夫すれば激安旅行ができますね!)
宿泊先にはやはり多くの外国人客がいたので、英語の実戦の場と思い、思い切って話しかけてみたところ、案外楽しく会話できてとてもいい思い出になったので、その時のことをまとめます。
宿泊場所
泊まったのはGRIDS日本橋イースト。
https://grids-hostel.com/hostels/nihonbashi-east/jp/
ぼくが宿泊した時はなんと一泊3,300円程度。東日本橋でこの値段!
ミスって楽天トラベルで女性用フロアに予約をするという失態を犯しましたが幸い男性フロアもしっかり空きがあり、無事チェックイン。ぼくの旅ってこんな凡ミスばっかりです・・・。
寝室は男性フロアと女性フロアに別れていて、2段のカプセルルームとなっています。施設内は全体的にとても綺麗な印象を受けました。値段を考えればとてもいい宿だと思います。
ただし、貴重品入れがないことや、大勢の人が使うためマナーが悪い人がいる可能性などなどある意味不便なこともありますので、一般的なビジネスホテル的な環境を期待する人はまず宿泊しないほうがいいでしょうね。
出張とかでは使わない方が無難でしょうね。
あとは場所と値段から、多くの外国人の観光客が宿泊されていてとてもインターナショナルな空間です。
せっかくだし少し会話してみたい。
話しかけたシチュエーション
とりあえずチェックアウト前に軽くコーヒーでも飲んで目を覚まそうかな、あわよくば宿泊者と話したいな、と思い一階のカフェへ行きました。
カフェには三人ほど人がいて、ぼくの横にひとり外国人の男性がいて軽い朝食をとりながらのんびり読書している様子でした。
さて、話しかけてみたいけど正直自分から話しかけた経験なんてほとんどない。しかも読書しているときに見ず知らずの人間から話しかけられて不快になるのではないか、そんなことが頭をよぎりました。
というわけでまずはGoogle先生に聞いてみます。するとやはり同じようなことを質問する方がいて、回答の中にはこんなことが書いてありました。
・海外の人は日本人よりも知らない人から話しかけられることに抵抗が少ない
・Hi! How’s going?など気さくに明るく話しかける
・作業中とかではなく目があったタイミングで自然に話しかける
というようなアドバイスがありました。
とはいえ結局なかなか話しかけるタイミングは見出せず、まぁ仕方ないかな〜ってトイレ行って戻ってから自分の席に戻ったところであちらさんが顔を上げてなんだかガッツリ目が合いました 笑
なんかもはや話しかけないのが変なくらい目が合いましたのですかさず、
『Hi! How’ going?』
と定番フレーズを明るいトーンで投げかけてみました。
すると、すかさず向こうから
「Great! and you?』
と返答があり、こちらもシンプルに『Great」と返して無事会話を始めることができました。
とりあえず相手の旅行のことを軽く聞いた後に自分のことを話して会話を進めます。
とりあえず自分が岐阜県の郡上市というローカルからきていて、「郡上市の人口は約40,000人いて、それに対してシカの生息数は約20,000頭と推定されているよ!」という話で笑ってもらえてすごく嬉しかったです。
話しかけるに当たって気をつけたこと
今回結果的に楽しく会話していただくことができてすごくよかったです。相手してくれた男性の方には本当に感謝です。
話しかける前に気をつけたことと、後から反省したことをまとめておきます。
>話しかけるとき
・忙しそうでない人、話しかけられたくないオーラを出していないかを確認
・目が合ったタイミングで話しかける
・フレンドリーに挨拶する
・相手を煩わせないようにある程度の時間で区切りをつけることを想定しておく
ぼくの場合は、あらかじめ少ししたら予定がある、と伝えておいて相手を長時間拘束する気がないことを示した)
>話しかけてから
・挨拶をした後相手が見ず知らずの人と話すことに対して行為的かどうかを確認する
・相手を煩わせないようにある程度の時間で区切りをつけることを想定しておく
ぼくの場合は、あらかじめ少ししたら予定がある、と伝えておいて相手を長時間拘束する気がないことを示した)
・簡単に答えられて、かつ話が広がるような質問をする。Where are you from?やHow long will you stay in Japan?など
・自分のことを多少話してフェアにする。
・しつこくしない。
・会話が楽しかったこと、話してくれてありがとうということをシンプルに伝える。
最初の話しかけるタイミング、シンプルな挨拶。そのあとのたわいのない質問。
会話修了のタイミング。
このあたりをあらかじめ決めておけば、少なくとも最低限の会話は成立するし、過度
に相手を困らせることもないと思した。
そもそも場所がホステルのラウンジというコモンスペースであり、あえてそこに一人でいるということを踏まえれば、その人はかなりの確率で宿泊者どうしのコミュニケーションを望んでいるあるいは許容しているとも考えられますし。
ちなみに反省点として、ひとつはどうにもぼくがシャイというかなんというか、しっかり相手の目かその下あたりを見て話せず終始目が泳いでいたことと、相槌とかをうまく英語で打てなかったこととかかなぁと思っています。
相手の目を見すぎるのは威圧的ですがあまり目が泳いでいるのも自身がなさそうでかっこ悪いなぁと思いました。次は目を見ないにしてもその少ししたらへんも見て話せたらなと思います。
とはいえホステルで外国人に話しかけて話がはずんだってことと、英語が普通に通じたってことでふたつの自信を得られてとてもよかったです。何事もやってみるもんですね。
話しかけるきっかけづくりについて
そうだ、ひとつ書き忘れたことがありまして。
それは会話中にホステルのフロントのおねぇさんが一緒に会話に加わってくれたってことです。
ぼくらが話しているところに、Hey are you guys friends?
みたいな感じで話しかけてきて、no just we started talking few minutes ago みたいな適当な感じでかえして、おおいいね。みたいな感じになりました。その方は英語も流暢だし、すごく笑顔が素敵でフレンドリーな人でした。まさにホステルの店員さんって感じ様々な宿泊者の方に気さくに話しかけていてすごかったです。
そう考えるとある意味、フロントの人を経由して外国人と交流するというのもひとつの手かもしれません。まず店員さんに話しかけて会話の輪に入っていく感じです。
バーで一人で飲んでいるときに、マスターを経由して知らない人と会話するような感じ、あれと同じじゃないですか?
まぁぼくはそういう経験ないからただの妄想なんですけど・・・。
彼らはずっとそこで働いているわけだから、そこで人々がどうやってコミュニケーションを取って行くのかも知っているし、英語も使っているし、会話の糸口をつかむのもうまい(はず)
どうしても自分で会話のスタートが切れないのならば、こういう人たちにうまく巻き込んでもらうこともありでしょう。
というわけで今後も少し勇気を出して旅先で旅行者とコミュニケーションとっていきたいな、と思ったのでした!