地域おこし協力隊 移住

会社員から地域おこし協力隊へ、転職・移住に伴う国民年金や国民健康保険など事務手続き

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会社員から地域おこし協力隊へ転身すると保険や年金など今まで会社がしてくれていた事務手続きのほとんどを自分でする必要が出てきます。ぼくのように会社勤めしてた人にとっては協力隊になったら手続きどうすんの?ってなると思います。

なかには住民税の支払いなど、忘れると延滞金を取られたりする場合もありますしその他遅滞なく手続きしとかないと色々と困ります。忘れっぽくて細かいことが苦手なぼくにはなかなか鬼門ともいえる作業でありました。

今回は自分の備忘録的に、協力隊になるにあたって行った事務手続きと、まだ継続中の事務手続きをまとめます。
会社員→地域おこし協力隊となる人は一度自分がやらなければいけない手続きを確認してリスト化しておくと安心だと思います。

ちなみに、地域おこし協力隊でも、行政との雇用関係によって、加入する医療保険が、国民健康保険か社会保険かが決まりますので、この辺は引き受け団体や行政の担当者さんによく確認するといいです。

雇用関係と加入する健康保険についてはこちらの下記のサイトで詳しく説明してくれています。

http://akiyoshinaoki.com/chiiki/status/

一部を引用すると、

地域おこし協力隊の身分は、一般的に次の三つに分かれている。

①特別職②一般職③雇用関係無しだ。

それぞれを簡単に説明すると、

①特別職

非常勤の嘱託職員がこれにあたる。

分かりやすくいうと「特定のミッションのために雇われた一時的な職員」

②一般職

常勤の嘱託職員がこれにあたり、通常の職員とほぼ同等の扱いがされる。

分かりやすくいうと「通常の事務のために雇われたアルバイト職員」

③雇用関係を持たない

これは読んで字のごとく。市町村との雇用関係を持たないもの

首長から委嘱を受けて地域の仕事を行う。

ぼくの場合は③市町村との雇用契約無しでしたので、国民健康保険、国民年金への加入となりました。

勤務形態については各自治体が協力隊のルールの範囲内でそれぞれの方法をとっています。上記①と②の場合においても雇用条件次第で加入する保険と年金が決まります。

なので繰り返しになりますが、移住前にしっかり担当者さんと連絡を取り合っておくのが移住をスムーズに進めるために重要だと思います。また、正直なところ「何を聞いたらいいのかよくわからん」状態にもなるかもしれませんが、そういうときは協力隊の人たちの生の経験が書かれているブログを参考にするのがいいと思います。

今回は国民健康保険と国民年金に加入したぼくの例をもとに書いていきます。会社を辞めた後に会社の人になんども電話するのもなんかビミョーな感じなので、できることは退職前に済ませておくといいと思います!

 

会社との手続き
・健康保険証の返却

期限切れの保険証を会社へ返却して社会保険の脱退手続きをしてもらいます。こちらの手続きがすまないと離職票の発行が出来ず、国民健康保険へ加入できません。ぼくの場合は直接返却ができなかったので郵送にて返却しました。

・離職票の発行依頼

国民健康保険へ加入する場合は、会社に所属していないことを示す書類が必要なので、退職に合わせて離職票の発行を会社に依頼する必要があります。離職票は会社が必ず発行する書類ではないため、必要な場合はこちらから申請する必要がありますので、退職にあたって申請するようにしましょう。

・年金手帳

ぼくの場合は違いましたが、会社によっては従業員の年金手帳を預かる場合もあるようなので、忘れずに返却してもらいましょう。

移住先の市町村との手続き
・住民票の移動

一番当然すべきことですが、地域おこし協力隊の資格として勤務先の市町村へ住民票を移すということが条件のひとつとなりますので、確実に住民票を移しましょう。引っ越し前に転出届を取得し、移住後はすぐに転入届を出しましょう。地域おこし協力隊の窓口となってくれる担当者さんも、着任する隊員が住民票を移したか確認すると思います。

マイナンバー通知カード、認印、身分証明書、転出届けをお忘れなきよう。(通知カードを持たずに行って二度手間になった男)

・国民健康保険、国民年金

次に、国民健康保険の加入手続きをしましょう。離職票、マイナンバー通知カード、認印、身分証明証が必要です。国民健康保険は納付書を受け取ってコンビニなどで現金で支払うか、口座振替で引き落としにするかを選べます。ぼくは面倒なんで口座振替にしました。

国民年金も同じ窓口で併せて加入できます。国民年金の支払いは納付書、口座振替に加えてクレジットカードでの支払いが可能です。さらにクレジットカードでの支払い方法も複数あり、前納割引もあります。ぼくはカードで支払おうと思います。

・住民税の支払い

会社を退職すると今まで給与から天引きされていた住民税を自分で収める必要があり、会社員時代に住民票があった市町村から納付書が送られてきます。これは支払い期限を過ぎてしまうと延滞料金を取られてしまうので、受け取ったらとっとと払ってしまいましょう。

ちなみに住民税の支払い先によってはクレジットカードでの支払いも可能なようです。ぼくが以前住んでいた新宿区は残念ながらクレジットカード支払いは不可でした・・・。

<参考>クレジットカードで住民税を払える自治体一覧

いずれにせよ延滞金なんか取られるの馬鹿らしいんで忘れずに支払いましょう!

・その他、地方ならでは?空き家ならでは?の手続き

ぼくは現在空き家をお借りして生活しているのですが、空き家のインフラ関係の名義を家主さんから自分のものへ変更しました。

上下水道

市町村の水道課へいき手続き+大家さんのサインをもらうため、大家さんへ書類の郵送。

ガス

農協のJAめぐみの担当者さんへ連絡

電気

中部電力へ連絡

現地の金融機関の口座開設

税金支払いの口座振替可能な銀行口座が三菱UFJ以外岐阜周辺のローカル銀行だけでした。そのためJAめぐみので口座を開設しました。

 

そんなところでしょうか。

自分でもまだ何か忘れていそうでちょっと怖いですが、まだ何かあれば追加していきたいと思います。

では。

 

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